ストレス過多の看護師には上質なプライベートを

看護師はストレスに晒されやすい仕事だと言われています。
過度のストレスは脳やこころに悪影響を与えるので、こまめに解消していくことが大切です。
そのために大切なのはプライベートの充実で、プライベートを楽しんでいる人ほどストレス耐性が高い傾向があります。
ここで重要なのは、十分な休息を確保したうえで、自分の好きなように過ごすことです。
例えば、趣味のDVD鑑賞をするために夜更かしし、睡眠時間が不足して仕事に支障をきたすようでは本末転倒です。

プライベートを充実させるには、まずは心身の健康が基盤となります。
一日の睡眠時間は8~9時間を意識し、早寝早起きをするようにしましょう。
睡眠時間が少ないとストレスを十分に解消できず、仕事に悪影響を与えます。
自律神経の乱れにつながると、睡眠の質が悪くなる問題もあります。
運動やスポーツが趣味という人は、無理をしない範囲で行いましょう。
平日は最低限に留めておいて、休日に楽しむなど工夫することが大切です。

プライベートな時間が足りないという看護師は、時間の使い方の見直しが必要かもしれません。
例えば、通勤に時間がかかりすぎるようならば、必要に応じて転職を考えてみます。
往復2時間と30分の職場では、自由に使える時間に1時間30分もの差が出てくるわけです。
通勤時間を減らせば身体への負担も軽減するので、仕事疲れを抑えるうえでも意味があります。
集中力と判断力を重視される仕事だからこそ、プライベートを充実させて心身を健全に維持する必要があります。