仕事とプライベートはきっちり分けよう

看護師は激務です。
入院患者の健康管理や急患の対応など、動き回ることが多くあります。
中には亡くなった患者の処置や遺族への対応などもあり、肉体的にも精神的にも消耗しやすくなる仕事なのです。

心身ともに消耗しきったままだと、あらゆる面でのリスクが高まります。
例えば、ミスが多くなることです。
命を預かる仕事であるため、医療現場では些細なミスも許されません。
ミスによって患者の命を落としかねないからです。
現場にいる以上よく理解しているはずなのに、疲れていることでミスを犯しやすくなります。
医師や他の看護師との連携不足、患者の健康管理怠慢など、普段できていることができなくなるのです。

また、疲れ切っているとせっかくの休日すら楽しめなくなります。
疲れから好きなことをできずに一日中寝てしまったり、呼び出しがあるのではないかとそわそわしたりと、休んだ感覚を得られないのです。
このようにストレスを溜め込んだままだと、仕事にもプライベートにも支障をきたします。
大切なのは、仕事とプライベートをしっかり分けることです。
仕事の疲れや悩みは家に持ち込まず、プライベートを楽しむ気持ちに切り替えましょう。
プライベートでは、自分の好きなように過ごすことがポイントです。
趣味に明け暮れたり、気分転換に出かけてみたり、どのように過ごしても構いません。
プライベートを充実させることでストレスが解消できて、休み明けの仕事に取り組むことができます。